主に以下のような講義・実習を担当しています。
医学部・学部生
医学科
- 生理学Ⅰ(2年生)
- 生理学実習(2年生)
保健学科
- 保健生理学(循環器)
大学院医学院
- 医学研究法Ⅱ(生理学・薬理学研究手法)
教育方針
私達の研究室では、大学院生といえども1人が一つのテーマを持ち、一人前の研究者として扱われます。研究の立案から実際の実験、論文作成まで一通りの研究というものを体験してもらいます。従って、実験をしても一緒にやった先輩の研究者がファーストの論文に名前を入れてもらうだけで終ってしまうという心配はありません。チームで研究するのに比べて非効率的な面が有ることや、一つの仕事が完成するまでに時間がかかることは否定できませんが、研究者を育てるという意味ではこの方針の方が適していると今は考えています。
研究のテーマについては、研究室のキーワードである、「バイオイメージング」と「シグナル伝達」から大きく外れてさえいなければ、かなり自由に選定・選択をすることができ、自分のやりたいことを研究できる環境を今のところは維持できています。
本研究室での研究ジャンルは医学生物学研究ですが、ラボメンバーに求める要件は「熱意を持って研究に取り組める人」のみであり、現在のバックグランドは一切問いません。医学研究科の研究室ですが、研究するのには必ずしも医学部出身である必要は全くありませんし、実際我々の研究室のメンバーの大部分が半分以上は医学部以外の出身です(薬・歯・理・工等)。もちろん現在は臨床医だけれど研究に興味を抱いたという人も大歓迎で、臨床の教室に籍を置き研究に来るケースもあります。
研究に用いる手法は、イメージングによる細胞生物学、分子生物学、生化学的手法など多岐に亘ります。それらの知識があればあったで最初のとっつき易さに役立つかも知れません。しかし、むしろ全くバックグランドがなくてもある一定期間実験手法を学ぶことにより、十分1人で研究を行うことが出来るよう指導します。
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